DIYで洗面台を取り付ける方法

中古マンション購入後にDIYで洗面台を取り付ける方法と注意点とは?

 

 

DIYによる洗面台の取り付けは、初心者でも比較的簡単にできます。

 

今回は、洗面台をDIYしたいときに知っておきたい、施工時のポイントを紹介します。
 
 

セットで交換がオススメ!洗面台をDIYするときの確認ポイント

DIYを成功させるためには

 

DIYを成功させるためには、いくつかの確認ポイントがあります。

 

これにより、導入できる製品の選び方や、施工の手順が変わりますから、要チェックです。
 
 

交換したいのはどの部分か

 

すべてをリニューアルする場合は、気にする必要がありませんが、取り替えたい部分は洗面器だけ、ミラーキャビネットだけといったケースがあります。

 

このように、部分的に交換したい場合は、既存の部品がどのような構造になっているか、確認しましょう。

 

ただし、製品によっては、他のものと上手く組み合わなかったり、デザインの統一感が損なわれてしまいます。

 

ですから、なるべくセットで取り替えることをおすすめします。

 

また設置場所の壁の強度が不足していると、本体のがたつきや落下につながります。

 

固定に使用する木ねじが抜けないよう、強度不足の場合は、下地を補強してください。

 

そして設置面に凹凸があると、ゆがみの原因となります。

 

平らになっていない場合は、あわせて補修しておきましょう。
 
 

水、電気を止める

 

取り外し作業の前に、配水管の止水栓と、全体の元栓を閉じてください。

 

止水栓などをあけたまま作業すると、水が噴出し、階下への水漏れ事故につながります。

 

水を止めた後でも、配管内に残った水は多少漏れ出てきますから、バスタオルや雑巾を準備しておくとよいでしょう。

 

また、照明器具が付属しているタイプでは、安全のため、ブレーカーも切っておくと安心です。

 

そして古い洗面台を撤去したら、壁や床をきれいにしましょう。

 

必要に応じて、壁紙クロスやフロアの張り替えを行うと、洗面台の周囲に清潔感が生まれます。

 

壁紙クロスは、抗菌・防汚仕様で、お手入れがしやすいように、凹凸がなくツルッとした質感の材質がおすすめです。

 

例えば、表面がラミネート加工されているものなら、水や汚れを簡単に拭き取れます。

 

フロアも同様で、水濡れに強いものを選ぶと、日頃の掃除がしやすくなるのでおすすめです。
 
 

設置場所の寸法を確認する

 

壁から出ている配管の位置など、設置場所の寸法を確認しましょう。

 

物理的に設置できるものであっても、周囲とのサイズが合わないと、洗面所の出入りに支障が出る可能性があります。

 

そのため、既存のものと大きくサイズが異なるものを設置する場合は、間口や扉の開口範囲を、十分にチェックしてください。

 

そして、設置場所の床が水平かどうかもチェックしてください。

 

傾きがあると、キャビネット扉の開閉に支障が出ます。

 

あて木などで角度を調整した場合は、あて木の厚みも考慮した寸法で、確認してください。
 
 

設置前の入念な準備が大切!洗面台DIYの施工の手順

洗面台本体は大きく3パーツに分かれている

 

洗面台本体は通常、洗面器部分とキャビネット部分、各種パーツと、大きく3つに分かれています。

 

施工前に手順を確認しておくと、作業がスムーズです。
 
 

1.本体に給水栓、排水口用の穴をあける

 

壁や床から出ている給水栓・排水口の位置に合わせて、ノコギリやホールソー等を用いて、洗面台本体に通し穴をあけます。

 

このとき、背面からではなく、化粧面側からあけるのが、見た目をきれいに仕上げるコツです。

 

穴をあけたら、本体を設置します。
 
 

2.水栓金具を固定する

 

蛇口の水栓金具を組み込んだら、本体に固定します。

 

このとき、水漏れ防止のため、水栓金具はレンチでしっかりと締め付けておきましょう。

 

立水栓取り付け用のレンチが確実ですが、手元にない場合は、他の代替工具(スパナなど)で固定してください。
 
 

3.壁面に固定する

 

洗面台本体を壁面に固定します。

 

あて木で調整している場合は、強度に問題がないか、水平になっているか、あらためて確認してください。

 

そして、シャワーホースや水洗レバーなどの付属品を組み立て、それぞれの管に接続してください。

 

なお、蛇口には、カートリッジやストレーナーと呼ばれる、ゴミ取りフィルターがついています。

 

これらは消耗品ですから、DIYで洗面台を設置したあとも、定期的な清掃・交換が必要です。
 
 

4.連結管(ベンリー管)の接続

 

止水栓と本体の水栓それぞれを、ベンリー管でつなげます。

 

水漏れ防止のため、機器側へ確実に締め込んでください。

 

パッキンの位置ずれも、水漏れの原因になるため、取り付け箇所に注意してください。

 

その後、本体と排水管の間に排水トラップを設置します。

 

ベンリー管と同様、パッキンを確実に装着して、きちんと締め付けてください。

 

給水部・排水部ともに接続が完了したら、止水栓をあけ、水を流して水漏れの有無をチェックしましょう。

 

水漏れが発生していたら、ゴムパッキンのずれや、ナット類の締め付けが不十分であると考えられます。

 

再び点検して、取り付けし直しましょう。

 

仕上げに、化粧鏡を木ねじでしっかりと壁面に固定します。

 

このとき、壁面にゆがみがないか、注意してください。

 

木ねじで固定する際も、鏡本体もゆがまないように調整しましょう。

 

最後にコンセントを接続し、電源チェックします。
 
 

費用・時間・道具などDIYで洗面台を設置するときの確認ポイント

専門業者に頼むと3~5万円の工賃がかかる

 
洗面台をDIYで施工するときの、特に注意したいポイントを紹介します。
 
 

1.DIYする場合の施工費用と作業時間の目安

 

洗面台本体の価格は、安価なもので3万円台からです。

 

三面鏡やワイドタイプ、ハイグレードなものでは、5万から15万円を超えるものまでさまざまですから、予算に応じて選びましょう。

 

専門業者に頼むと、本体価格・材料費とは別に、35万円の工賃がかかりますが、DIYなら本体価格・材料費のみのローコストで交換可能です。

 

ただし、大型サイズのものや、これまでとは別の場所に配置する場合は、配管類の施工が必要になることがあるため、専門業者への依頼を検討しましょう。

 

このほか、工具は必要になりますが、レンタルサービスを活用すれば安価に揃えられます。

 

モンキーレンチなどは、水漏れのような突発的なトラブル時に役立つため、常備しておくとよいでしょう。

 

取り付け作業時間は3時間程度なので、DIY初心者でも挑戦しやすいです。

 

ベンリー管は、正式名称を水道用波状ステンレス鋼管といい、フレキパイプとも呼ばれています。

 

給水設備には欠かせない部品なので、水栓から本体の水栓までの距離を測り、その長さに見合ったものを接続してください。

 

ベンリー管の形状には、管全体がフレキシブルになっているものや、一部が直線になっているものなどがあります。

 

どちらでも使用上の問題はありませんが、配管の向きなどにより、設置しやすさは異なります。

 

スペースが狭い場合は、全体がフレキシブルなタイプのほうが、空間に無駄なく配置できます。

 

そして、ベンリー管の長さは、実寸よりも、少し長めのものを選びましょう。

 

実寸より510cmほど長めのものを用意すると、作業がしやすくなるので、重要ポイントです。

 

なお、同梱されているパッキンは、紛失しないように注意してください。

 

万が一失くした場合は、ジョイントパッキンを用意してください。
 
 

2.海外製の注意点

 

最近では、外資系の家具店やネット通販の普及により、海外製のおしゃれな製品が簡単に手に入ります。

 

ホテルライクなデザインのものもありますから、DIYで取り入れてみたいアイテムのひとつです。

 

しかし、基本的には海外向けの規格になっているため、日本の住宅では給排水管の接続などの不具合が生じる恐れがあります。

 

さらに、問題なく設置できても水圧不足により、快適に使用できない可能性があります。

 

例えば、欧米の常水圧は日本より高い地域が多く、水栓金具に器具抵抗がついています。

 

そのため、欧米仕様の製品を導入するなら、水圧に関しては特に注意が必要です。

 

このように、海外製の洗面台を設置する際は、前もってサイズや規格を十分に確認する必要があります。
 
 

まとめ

 

水回りの設備交換は、初心者でも簡単にDIYで行うことが可能です。

 

複雑な作業はないものの、きちんと設置しないと、水漏れなどのトラブルに見舞われますから、事前準備と手順確認を入念に行いましょう。
 
 

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